スポーツトレーナーになるには?仕事内容・資格・年収・向いている人まで解説

スポーツに関わる仕事の中でも、選手の身体やコンディションを支える仕事として人気が高いのが「スポーツトレーナー」です。

ただし、ひとことでスポーツトレーナーといっても、実際には仕事内容や働き方は幅広く、必要になる資格も進みたい分野によって異なります。

この記事では、スポーツトレーナーの仕事内容、働く場所、必要な資格、向いている人、未経験から目指す方法まで分かりやすく解説します。

30秒でわかる|スポーツトレーナー
主な仕事 コンディショニング・トレーニング指導
主な勤務先 スポーツチーム・ジム・学校・医療関連施設など
資格 分野によって必要・あると有利
未経験 知識や経験を身につければ目指せる
向いている人 人の成長を支えることが好きな人
関連分野 運動・医療・リハビリ・スポーツ科学
目次

スポーツトレーナーとは?

スポーツトレーナーとは、スポーツをする人の身体づくりやコンディション管理を支える仕事の総称です。

プロスポーツ選手だけでなく、学生アスリート、一般のスポーツ愛好者、ジム利用者などを対象にする場合もあります。

ただし、「スポーツトレーナー」という呼び方は非常に幅広く使われています。

たとえば、

  • アスレティックトレーナー
  • S&Cコーチ
  • パーソナルトレーナー
  • フィットネストレーナー
  • メディカル系トレーナー

など、それぞれ役割や専門分野が異なります。

そのため、スポーツトレーナーを目指すときは、

「トレーナーになりたい」だけではなく、どんな選手を、どんな立場で支えたいのか

まで考えることが大切です。

スポーツトレーナーの主な仕事内容

スポーツトレーナーの主な仕事内容は主に5つあります。

コンディション管理

選手や利用者の身体の状態を確認し、より良い状態で練習や試合に取り組めるよう支えます。

疲労の程度、身体の張り、動きの状態などを確認しながら、必要に応じてトレーニング内容を調整します。

トレーニング指導

競技力向上や身体機能の改善を目的に、トレーニングメニューを考え、指導します。

筋力、持久力、柔軟性、瞬発力など、競技や選手の課題に合わせて内容を組み立てます。

ケガの予防

身体の使い方や競技特性を踏まえ、ケガのリスクを減らすためのトレーニングやコンディショニングを行います。

ケガをした後だけでなく、ケガをしにくい身体づくりも重要な仕事です。

ウォームアップ・クールダウン

試合や練習前のウォームアップ、終了後のクールダウンなどもサポートします。

競技パフォーマンスを発揮しやすくし、疲労を残しにくくすることが目的です。

選手とのコミュニケーション

スポーツトレーナーは、身体を見るだけの仕事ではありません。

日々の会話から、

  • 身体の違和感
  • 疲労
  • 不安
  • 試合前の状態

などを把握することも大切です。

信頼関係を築く力も重要になります。

スポーツトレーナーはどこで働く?

スポーツトレーナーの勤務先はさまざまです。

プロスポーツチーム

プロ野球、Jリーグ、Bリーグなどのチームで、選手のコンディショニングやトレーニングを担当します。

学校・部活動

中学校、高校、大学などでスポーツ選手を支えるケースもあります。

スポーツジム

一般の利用者を対象に、トレーニング指導や身体づくりをサポートします。

パーソナルトレーニングジム

一人ひとりに合わせたトレーニングを提供します。

医療機関・治療院

理学療法士や柔道整復師、鍼灸師などの資格を持ちながらスポーツ分野に関わる人もいます。

フリーランス

複数のチームや選手と契約して活動するトレーナーもいます。

勤務先によって仕事内容や求められる資格は大きく異なります。

スポーツトレーナーの1日の仕事

勤務先によって大きく異なりますが、チーム帯同型の一例は次のようになります。

9:00 出勤・選手の状態確認

選手の身体の状態や疲労を確認します。

10:00 トレーニング準備

当日の練習内容に合わせて準備を行います。

11:00 トレーニング指導

選手の身体づくりやパフォーマンス向上をサポートします。

12:30 休憩

14:00 個別コンディショニング

身体の状態に応じて個別対応を行います。

16:00 練習サポート

練習中の動きを見ながら状態を確認します。

18:00 記録・翌日の準備

選手の状態や対応内容を記録し、翌日の準備をします。

19:00 退勤

※競技、勤務先、試合日程、シーズンによって勤務時間は大きく異なります。

スポーツトレーナーの年収・給料は?

スポーツトレーナーの給与は、働く場所や雇用形態によって大きく変わります。

たとえば、

  • スポーツジムの正社員
  • プロスポーツチーム所属
  • 学校・大学での勤務
  • 医療機関勤務
  • フリーランス

では、収入の仕組みが異なります。

また、

  • 保有資格
  • 経験年数
  • 担当競技
  • 勤務地域
  • 雇用形態
  • 個人契約の有無

などでも差が出ます。

そのため、「スポーツトレーナーの平均年収は○○万円」と一律に考えるより、自分が目指したい働き方ごとに求人や待遇を確認することが重要です。

スポシゴでは今後、実際の求人データももとに、職種ごとの給与情報を整理していく予定です。

スポーツトレーナーになるために資格は必要?

結論からいうと、「スポーツトレーナー」という名称そのものに共通の国家資格があるわけではありません。

ただし、働く分野によっては資格が非常に重要になります。

代表的な資格には次のようなものがあります。

JSPO-AT

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。

競技現場でのコンディショニングや傷害予防、復帰支援などに関わる専門資格です。

NSCA-CSCS

ストレングス&コンディショニング分野の代表的な資格です。

アスリートの筋力、パワー、競技パフォーマンス向上を支える仕事に関わりたい人に向いています。

NSCA-CPT

パーソナルトレーニング分野の資格です。

個人への運動指導やトレーニング指導を行いたい人に向いています。

理学療法士

リハビリテーションの専門職で、国家資格です。

医療機関やスポーツ分野で活動する人もいます。

柔道整復師

骨折、脱臼、捻挫などへの施術に関わる国家資格です。

鍼灸師

鍼や灸を用いた施術を行う国家資格です。

重要なのは、

「有名な資格だから取る」のではなく、目指したい仕事に必要な資格を選ぶこと

です。

未経験からスポーツトレーナーになれる?

未経験からでも目指すことはできます。

ただし、身体を扱う仕事なので、専門知識や安全性への理解は欠かせません。

代表的なルートは次のようになります。

ルートA 大学・専門学校から目指す

高校
↓
大学・専門学校
↓
資格取得・実習
↓
スポーツチームや施設へ就職

スポーツ科学、トレーニング、医療などを体系的に学びたい人に向いています。

ルートB スクールから目指す

一般大学・社会人
↓
トレーナースクール
↓
資格取得
↓
ジムなどで現場経験
↓
スポーツ現場へ

働きながら学びたい人にも選択肢があります。

ルートC 社会人からキャリアチェンジ

会社員
↓
資格取得・スクール
↓
副業・現場経験
↓
スポーツ業界へ転職

一般企業からスポーツ業界を目指す場合もあります。

スポーツトレーナーになるまでの5ステップ

STEP 1

目指したいトレーナー像を決める

チーム、ジム、医療、S&Cなど、どの分野でどんな選手や利用者を支えたいのか方向性を考えます。

STEP 2

必要な知識・資格を調べる

目指す分野によって必要な知識や資格は異なります。解剖学、運動学、トレーニング理論など、必要な内容を確認しましょう。

STEP 3

学校や講座などで専門知識を学ぶ

大学、専門学校、スクール、資格講座などを活用し、トレーニング指導や身体に関する基礎知識を身につけます。

STEP 4

現場で経験を積む

インターン、アルバイト、実習、スポーツチームでのサポートなどを通して、実際に人を支える経験を積みます。

STEP 5

トレーナー求人に応募する

スポーツチーム、ジム、フィットネスクラブ、医療・リハビリ関連施設など、自分の目指す働き方に合った職場を探して応募します。

STEP1 どんなトレーナーになりたいか決める

まずは、

  • プロチームで働きたい
  • ジムで働きたい
  • 医療分野に関わりたい
  • S&C分野を目指したい

など、方向性を考えます。

STEP2 必要な知識・資格を調べる

目指す分野によって必要な資格が異なります。

STEP3 大学・専門学校・スクールで学ぶ

解剖学、運動生理学、トレーニング理論などの基礎を学びます。

STEP4 現場経験を積む

実習、インターン、アルバイトなどを通して実践経験を積みます。

STEP5 チーム・ジム・施設などへ就職する

求人を探し、自分の目指すキャリアに近い職場を選びます。

スポーツトレーナーに向いている人

次のような人はスポーツトレーナーに向いています。

  • スポーツが好き
  • 人を支えることが好き
  • 身体の仕組みに興味がある
  • 学び続けることが苦にならない
  • 人の変化に気づくのが得意
  • コミュニケーションを大切にできる
  • 地道な仕事を続けられる

特に重要なのは、

「自分が目立ちたい」より、「選手のために何ができるか」を考えられること

です。


こんな人は一度考えてみよう

一方で、次のような場合は仕事のイメージをよく確認した方がいいかもしれません。

  • スポーツが好きという理由だけで選んでいる
  • 身体について学ぶことに興味がない
  • 人とのコミュニケーションを避けたい
  • 土日や夜間勤務が難しい
  • 継続的な勉強が苦手

スポーツトレーナーは華やかに見えることもありますが、実際には地道な準備やサポート業務が多い仕事です。


スポーツトレーナーを学べる学校・スクール

スポーツトレーナーを目指す場合、学び方は大きく3つあります。

大学

スポーツ科学、運動科学、健康科学などを幅広く学びたい人に向いています。

専門学校

トレーナー分野を実践的に学びたい人に向いています。

社会人向けスクール

仕事を続けながら学びたい人や、キャリアチェンジを考えている人に向いています。

スポシゴでは今後、

学費、期間、オンライン対応、資格、就職支援

などを比較できるようにしていきます。

SCHOOL

スポーツトレーナーを学べる学校を探す

学費・期間・取得できる資格・就職支援などを比較して、 自分に合った学校やスクールを探してみましょう。

学校・スクールを比較する →

スポーツトレーナーの求人・転職サービス

すでに社会人で、スポーツ業界への転職を考えている場合は、スポーツ業界に強い転職サービスを利用する方法もあります。

主な選択肢は、

  • スポーツ業界特化型転職エージェント
  • スポーツ業界求人サイト
  • 未経験・第二新卒向け転職サービス

などです。

サービスによって、

得意な求人、対象年齢、未経験対応、キャリア相談の有無

が異なります。

CAREER SERVICE

スポーツ業界への転職を考えている方へ

スポーツ業界特化型の転職エージェントや求人サイトを 特徴・対象者・サポート内容から比較できます。

転職サービスを比較する →

実際にスポーツトレーナーとして働く人に聞く

この部分は、今後のスポシゴで特に重要なコンテンツです。

将来的には、実際にスポーツトレーナーとして働いている人へ、

  • なぜこの仕事を選んだのか
  • どんな学校に行ったのか
  • どんな資格を持っているのか
  • 1日の仕事内容
  • 仕事の大変なところ
  • 仕事のやりがい
  • 学生時代にやっておけばよかったこと

などをインタビューします。

YouTubeを開始した後は、ここに動画を埋め込みます。


よくある質問

Q スポーツトレーナーになるには大学に行く必要がありますか?
A

必ずしも大学進学が必要とは限りません。 専門学校やスクールから目指す方法もあります。 ただし、希望する仕事によって必要な学歴や資格は異なります。

Q スポーツ経験がなくてもなれますか?
A

スポーツ経験が必須とは限りません。 一方で、競技への理解や現場経験が役立つ場面は多くあります。

Q 資格は必須ですか?
A

スポーツトレーナーという名称自体に統一された必須資格はありません。 ただし、業務内容によって資格が重要になる場合があります。

Q 社会人からでも目指せますか?
A

目指すことは可能です。働きながらスクールへ通ったり、資格取得を目指したりする方法があります。

Q プロスポーツチームで働くにはどうすればいいですか?
A

資格だけでなく、現場経験や人脈、実習経験なども重要です。大学・専門学校・スクール在学中から現場に関わる機会を増やすことが有効です。


スポーツトレーナーと関連する仕事

スポーツトレーナーに興味がある人は、次の仕事もチェックしてみてください。

まとめ|スポーツトレーナーになるには「どんなトレーナーになりたいか」から考えよう

スポーツトレーナーは、選手やスポーツをする人の身体を支える仕事です。

ただし、その仕事内容は非常に幅広く、

  • チームで働く
  • ジムで働く
  • 医療分野で働く
  • S&Cを専門にする
  • パーソナルトレーナーになる

など、さまざまな道があります。

まずは、

「どこで、誰を、どんな方法で支えたいか」

を考えてみましょう。

そこから必要な資格や学校、就職先を調べると、自分に合ったルートが見つけやすくなります。

スポーツを、仕事にする。

スポシゴでは、スポーツに関わる仕事や学校、資格、転職サービスについて今後も紹介していきます。

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